
太郎とは?
はじめまして、ブログ運営者の太郎です。
神奈川県西部に住む1977年生まれのアラフィフおじさんです。奥様と、まだ幼い長男長女の4人暮らし。
仕事はバス運転手で、趣味は漫画を読むこと。
ですが、ここ数年は仕事と幼い2人の子育てに追われ、あっという間に1日が終わっていく状態です。
歳をとると月日が経つのが早くなるとは聞いていたけど、まさかここまでとは。
遅い時間に仕事を終え、家に帰り、風呂に入って飯を食う。退勤時間から翌日の出勤時間まで9時間しかないので、2人の子供の寝顔を覗きこむと歯を磨いてすぐに布団へ。
今日も疲れたなぁ、とふと我に返ると、その日1日の記憶がほぼない、なんてことも日常茶飯事です。
そりゃ月日の経過が早いはずです。
だってその日の記憶がほぼないんだもの。
敦盛
人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。
桶狭間の戦いの直前に、織田信長は幸若舞「敦盛」のこの一節を舞ったといいます。
まもなく私の人生も50年を迎えます。現代は寿命は伸びているとはいえ、あっという間に死を迎えるのは間違いないこと。
月日の経過の早さを感じるたびに私はこの一節を思い出します。
同時に、己の人生をふり返り、

優秀な奥様と出会い、2人の可愛い子供を授かったこれまでの人生にはとても満足している
と、感慨に耽るのですが、ただひとつだけ思い残すことがあります。
それがいま現在の仕事です。
1日の記憶がほぼないほど薄〜い仕事を最後に、人生を終えると考えた時、このままでは終われない、という想いがむくむくと頭をもたげてくるのです。
Financial Independence, Retire Early
昨今、FIREという言葉が巷を賑わしています。
FIRE=Financial Independence, Retire Early
(経済的自立をして、早期にリタイアする)
私の人生で唯一納得のいっていない現在の仕事、
その思いは転職をして職場や職種を変えたとしても、決して解消されることはありません。
なぜなら会社や組織に使われるということ自体から抜け出したいのです。
そこで出会ったのがFIREという言葉でした。まさに私が理想とする状態です。
50歳を目前に控え、人生の終着駅が見えてきました。そしてそれはあっという間にやってきます。
私は55歳の頃には経済的自由に到達することを目指しています。
一介の凡人にはとてつもなく難しいことです。
だからこそ、その足がかりになればとこのブログを始めることにしたのです。
このブログをとおして、私が経済的自由を掴むまでの道のりを描いていけたらと思っています。
戒め
深夜に物を書く行為、と、酔っ払ってXで呟く行為、はロクなことにならないからやめるべきだ
こんな格言をYouTubeで誰だったかが呟いていたのを見たことがあります。
今まで完全に忘れていたこの格言を唐突に思いだしたのには理由があります。
というのも、
昨日の仕事は早番で、昼過ぎには勤務は終わりでした。
なので午後は家族4人で御殿場アウトレットへ。夏祭りのイベントが開催中だったので子供2人は甚兵衛を着て、とても嬉しそうにはしゃいでいました。
かき氷を食べ、メリーゴーラウンドに乗り、花火を見て帰宅。
奥様も子供たちもクタクタだったため早めに就寝です。
私も眠気と疲労に負けそうでしたが、執筆途中のこのプロフィール欄を頑張って仕上げてから就寝しました。
なんだよ、これ。
なにが、55歳の頃には経済的自由に到達するのを目指しています、だよ。
なにが、このブログをとおして経済的自由を掴むまでの道のりを描いていけたら、だよ。
翌朝目が覚めてiPadを立ち上げた私、の脳内に広がったのが、この激しい困惑と後悔です。
同時に、YouTuberの格言が鮮やかに脳裏に甦りました。
テーブルの前を通りかかった奥様に「顔赤いけど大丈夫? 熱中症じゃないの?」と心配されるほど私は赤面していました。
全身から変な汗が吹きだしていたので、それも熱中症と勘違いさせたのだと思います。
私はたしかに1日も早くFIREしたいと考えています。
が、現実はといえば、
上がり続ける物価と、少しも上がらない賃金の狭間で、日々の生活をやりくりするだけで精一杯の状態。
- むしろ毎月家計がFIRE(火の車)しているのです。
- 給料日を迎えるたびに、ひと目で赤字とわかる明細の数字を見て、我が身の無能を呪うのです。
- 親や親戚一同から「子供たちに何か買ってあげて」といただいたお金を、住宅ローンの支払いに充てているのです。
そんな無能でマヌケな私ごときが55歳の頃に経済的自由に到達するなど、南極と北極がひっくり返るくらいあり得ない話ではありませんか。
恥の多いプロフィールを書いてしまいました。
まさに格言のとおりでした。
図らずもおこなわれた検証の結果、実にその通りであるという結論が導きだされました。
忸怩たる思いを胸に1人で赤面することになるので、
このブログを読まれている方々もけっして私と同じ失態を犯すことのないよう願っております。
ということで、
私は今後への戒めとして、そしてこのブログを読まれた方々への教訓として、このプロフィール欄をこのまま残しておきたいと思います。
けっして書き直すのが面倒くさいわけではありません、ので。
悪しからず。ご容赦ください。
今後ともよろしくお願い致します。
太郎より愛をこめて。
画像素材:O-DAN(https://o-dan.net/)